SDGsに向けた取り組み

<学園ビジョン>

地域の医療・福祉を包括的に支援できる組織になる



医療・福祉に関わる人材育成
(留学生・技能実習生を含む)

本学園は「地域の医療・福祉を包括的に支援できる組織」を目指し、長崎で30年以上人材育成に努めています。
「こころ」という名称は、どんなに素晴らしい技術を身に付けたとしても、その技術を使う「こころ」が最も大切であるという想いから名付けられました。本学園で育成する人材は「困っている方をサポートする」という役割を担う点で全学科共通しています。地域社会の少子高齢化や働き手不足という問題に、学園事業を通して取り組み、医療・福祉の人材を輩出することで社会に貢献していきます。

職業実践専門課程による質の高い教育

企業と連携した教育課程の編成や、関連企業の関係者による学校評価、授業内容などの情報を公開し、更なる職業実践的な教育水準の保証と向上に努めています。
ボランティア活動、イベントにおけるケアブースでの実習など、郊外活動も盛んです。また、長崎校に併設している介護付き有料老人ホーム「こころのしろ」や、壱岐市の特別養護老人ホーム「壱岐のこころ」など、岩永学園グループのネットワークを生かした現場など、仕事に直結するような現場で学ぶ機会を多く設けています。

女性の社会進出支援
(医療・福祉分野)

理学療法士・柔道整復師・鍼灸師は男性が活躍する場でしたが、「同性の施術者に見てもらいたい」女性特有の悩みに対して親身に対応できるという点で、女性施術者への社会的需要が増えています。また、出産・育児により仕事を一時的に離れた場合でも、国家資格を有することで復職が可能となります。
本校の在籍者数でも、男性が6割・女性が4割の割合で学んでおり、資格を取得することで就業機会も増加するため、女性の社会進出を促進し、ジェンダー平等を実現します。


地域包括ケア
高齢者が住み慣れた地域で、
自分らしい人生を全うできる社会

2025年には団塊の世代が75歳以上となり、高齢者が2000万人を超えます。病院に来た患者に対応するだけでは、患者の健康の回復・維持は困難になります。高齢の患者が住み慣れた地域で安心して治療・ケアを受けながら暮らし続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援サービスを包括的に確保される地域包括ケアシステムが求められています。
本校の輩出する人材は従来の専門性に加え、高齢者の日常生活能力向上と筋力低下の予防などを目的とした、ストレッチやボディケアを行うことができる「機能訓練指導員」としても活躍しています。

若者の就労・就学支援
(県内進学・就職率の向上)
有料職業紹介

平成30年度就職率100%。
各業界で経験を積んだ専任講師が多くの企業や施設と強いパイプでつながり、良好な関係を築けています。
また、病院や企業、施設の人事担当者による合同就職説明会を実施。業界が求める人材など直接聞くことができ、国家試験へ向けた意欲向上にもつながっています。
卒業後やキャリアアップに合わせて転職したい人や再就職したい人などをサポートしています。グループ内で医療・福祉に特化した職業紹介事業(株式会社Kokoro Human Stage)を行っています。

ボランティア活動

本校では、学校がある長崎市上銭座地区の地域の方々とさまざまな交流を行っています。地域の行事等に参加し、地域に開かれた学校づくりを目指しています。
<主な行事>
□銭座地区防災フェスタ
□銭座楽笑サロン(国際交流会)
□近隣中学校 学校見学会
□銭座地区地域イベント
 ・餅つき大会
 ・精霊流し
 ・バーベキュー大会
 ・大運動会