セクシャルハラスメント防止のためのガイドライン
本校は多くの学生が学び、 人格を陶冶する場です。 同時に教職員にとっては教育・労働の場でもあります。本校の構成員は快適に勉学し、労働する権利を有しています。このような環境を維持するためには、セクシャルハラスメントはあってはならない行為です。
セクシャルハラスメントは人権侵害であり、「発生を未然に防ぐこと」「不幸にも発生した場合は被害者の保護に努めること」「加害者に対しては断固たる処置をとること」が要です。こころ医療福祉専門学校はこのような基本姿勢に立って、 セクシャルハラスメントガイドラインを作成し、 相談員を設置しています。
- セクシャルハラスメントってなんですか?
- セクシャルハラスメントとは性的ないやがらせを言います。
相手の意に反して性的な言動・映像や文書などで、精神的・身体的苦痛を与えることです。
- セクシャルハラスメントとは性的ないやがらせを言います。
- どういうことがセクシャルハラスメントになるのですか?
セクシャルハラスメントには次のような例があります。- 性的な風評を流し、 性的なからかいの対象とすること
- 雑誌などの卑猥な写真・記事等をわざと見せたり読んだりすること
- 身体を執劫に眺め回すこと
- 食事やデートにしつこく誘うこと
- 性的な内容や電話をかけたり性的な内容の手紙、 Eメールを送りつけること
- 身体に不必要に接触すること
- 性的な関係を強要すること
- 職場や研修旅行の宴会の際に浴衣に着替えることを強要すること
- 出張への同行を強要したり、 出張先で不必要に自室に呼ぶこと
- 自宅等まで付け回すこと
- 酒席で上司・指導教員等のそばに座席を指定したり、 お酒やチークダンス等を強要すること
- 女性であるといだけでお茶くみ・掃除・私用などを強要すること
- 女性であるというだけの理由で仕事の実績等を不当に低く評価すること
- 被害者になったらどうすればよいのですか?
セクシャルハラスメントだと感じた時には意思表示しましよう。勇気を持って「嫌だ」と言いましょう。- 「自分の方が悪いのでは」と自分を責めたり、 「嫌といえなかったのだから仕方ない」などと考え我慢することはやめましょう。
- だれに・いつ・どのように・どの場所で・だれと一緒だったかなど記録をしておきましょう。
- 相談員に気軽に相談しましょう。
- セクシャルハラスメント防止のために気をつけることは?
- 『性の違い』は優劣の違いという意識をやめましょう。
- お互いの人格を尊重しましょう。
- アカデミックな環境の中では、 性による区別はありません。
- 教員、あるいは役職についている者は、学生や年齢の若い者が訴えをしないのは、『苦情を言いにくいから』という可能性を忘れないようにしましょう。
- 加害者になってしまったらどうしたらいいですか?
- 加害者になってしまったら一人で悩まず相談しましょう。
- 自分がセクシャルハラスメントをしたもりがないのに訴えられた時は、しっかり説明しましょう。
- セクシャルハラスメントとして報告があった場合、倫理委員会で適切な措置について審議します。
- セクシャルハラスメントをなくすための意見等ありましたら相談員に教えてください。
- 倫理委員会で検討し、皆さんの意見を取り入れていきます。
★被害を受けたら★
まず学内相談員に相談しましよう。
↓
相談員から倫理委員会へ連結します。
↓
委員会で調査をし、審議します。
↓
適切な措置がとられます。
相談室は下記のところです。
こころ医療福祉専門学校 相談員
松尾和香
matsuo@kokoro.ac.jp
こころ医療福祉専門学校は学生・職員の人権を守り、セクシャルハラスメントのない自由で明るい学校をつくります。